自宅マンションを査定に出したら○○万円 同じ間取り部屋が売りに出てる! その2

2つ上の階同じ間取りの部屋が売りに出る

ポストをチェックして見ると、大手不動産会社から中古マンション売出中のチラシが入っていました。
こういったチラシは、目を通して、保存しています。よく見てみると、棟内の2つ上の階同じ間取りの部屋が売りに出ていました。
その初回売出価格は、3,180万円。
分譲価格は当時の価格表から、2,800万円。

段階的に値下げが行われる

せっかくなので、この部屋がどの様に売れていくかを見ていく事にしました。
定期的に大手不動産会社のホームページで売出価格をチェックした所、下記の様に段階的に値下げが行われました。
7月 3,180万円
8月 2,980万円

オープンハウスが行われていたので行ってみる事に

売出から3ヶ月程度たった頃、オープンハウスが行われる事になった見たいです。
「中古マンション売出に伴い、オープンハウスを行います。ご協力をお願いします。売却のご相談も受けたまります。」と言った内容のチラシが入っていました。

土日に行われていたので、アポなしで行ってみる事にしました。
部屋の中は綺麗。オプションで、バルコニータイルやカップボードを取り付けられていました。
大手不動産会社の担当者曰く、オープンハウスに来る方は殆どが棟内の方との事でした。

最終的な成約価格は○○○○万円

しばらく売出期間が続いていましたが、翌年4月に買主が決まった様です。
売出価格はインターネットなどで確認する事が出来ますが、最終的な成約価格については、一般の人は確認する事が出来ません。
不動産屋さんだけが見る事が出来るシステム、「レインズ」が存在します。
レインズとは
”指定流通機構は、宅地建物取引業法に基づき国土交通大臣が指定した不動産流通機構で、通称「レインズ」と呼ばれています。”

お世話になった不動産屋さんから教えていただきましたが、2,800万円で指値が入り成約となった様でした。

査定価格は当てにならない!?

今回の場合だと、売却に10ヶ月かかり、初回売出価格から成約価格では、3,180円→2,800万円と-380万円ダウンとなりました。

中古不動産の仲介会社からすると、自分の所で売れれば成功報酬の最低約3%入るワケです。
一括査定などありますが、車の査定とは違い、不動産屋さんは自分で買い取る訳ではなく、”仲介”をするだけです。
もちろん、不動産屋さんによる買取という選択肢もあります。

一括査定で相場よりも高い金額を提示し、自分の所で扱う事が成功報酬が手にいれる事が出来ます。
考えたくはありませんが、担当者の暴走も考えられる訳です…

売却の際は、一番高い査定額を示した所に頼むだけではなく、信頼出来る不動産屋さんや、会社としてのちゃんとした査定書を発行してくれた不動産屋さんを含めた検討する事が大切なのかもしれません。

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